こんにちは!赤髪のエステティシャン香子kakoです。
ヘッドスパとボディケアの資格を併せ持つ三刀流で、エイジング・シニア世代のトータルケアを得意としています。美容師ではないスパニスト目線から髪のリアル情報をお伝えします。
おさらい
髪#25で、髪の構造/構成/水分量/場所を「きゅうり巻き」に例えてお伝えしました。
80%以上が硬いタンパク質で、たった12%が水分だとわかりました!
私たち素人には硬いタンパク質なんて今はどうでもいいのよね〜
そんなものは専門家に任せておけばいいんだよ!ってことで、大事な水分保持の方法だけ覚えちゃおう!
私がビックリだったのは
黒髪を作っている「メラニン」が
たったの4%程度だったことです!
白髪の恐怖が…増し増しデス
見えない!髪の水分
見えない髪の水分。
今日は9%まで減ったな…
雨の湿気で13%まで増えたな…
体重計のようにカンタンに測れるものではありません…
臨床試験用の髪を抜いて測る機械はあるそうですけど、お値段の想像はつきませんね。
そもそも髪水分は入浴時間、日中、天候、場所でコロコロ変わるでしょ?
残念ながら日々視覚と触覚で感じ取るしかありません…
【視覚】
・ツヤの減少
・カラーの色褪せスピード
・ボリュームダウン
【触覚】
・ザラつき
・指通りの悪さ
・引っかかり
髪は死滅細胞です。
髪のヘルプサインはこれなのです。
さわれない!髪の水分
髪の水分は「コルテックス」にあります。
さわれませんが、誘導はできます。
・きゅうり巻きのすし飯部分
・ごはん粒の周りをイメージ
コルテックスに辿り着くには外側の「キューティクル」を通過しないと補充できません。
キューティクルは爪と同じ硬いケラチンタンパク質です。
さらにウロコのように何層にも重なった鎧の役割をするキューティクルをどうやって通過させればよいのでしょうか?
➤答えはカンタンです!
・お風呂でも〜お水でも〜
・髪が濡れればいいだけ!
お風呂あがり、シャワー後は髪が濡れて潤っているでしょ?
私がしつこく言っている髪は「弱酸性」のアレですよ!
リトマス試験紙で習ったアレですよ。
水は中性。
弱酸性の髪が水に濡れると「中性」に傾き、キューティクルがすこ〜し開くのです!
そのすき間からうるおう仕組みだとか。
単純でスゴイ!
さて、このあとが大事ですよ!
補充後は、流れ出ないようにしなきゃならんのです。
5行前、水に濡れるとキューティクルが開くとお伝えしました。
開いたままにしておくと、どうなるかはサルでもわかりますね。
そうです!
せっかくうるおったのに、また蒸発して乾燥してしまいます。
水分を逃さないためにすること
水やお湯で開いたキューティクルを閉じたいですね!
でもどうやって?
これもカンタンです!
濡れて開いたのだから、乾かして閉じればよいのです!
・ドライヤーで閉じてね
・コツは風邪を当てる方向ね!
ドライヤーでカンタンにキューティクルは閉じることはできますが、風を当てる向きを間違えると閉じません。
・ツヤも出ますよ
・キレイに整います
ブラシを使って、ドライヤーの風温度を操って、キレイな光沢や輝きを出す技術は美容師さんならではですが、おうちでもツヤは出せます。
今、ドライヤーの進化がすごくて美容師要らずなんて皮肉もありますが、毎日使うドライヤーだからこそ一度、見直しをしてみてください。
まだ壊れていないから!と先延ばしにしがちですが、乾かない風を長時間当てるのはいかがなものか?と。それ、乾燥ですから!
適温を短時間で!
これが大事!
髪も日々加齢と光老化をしているので、いたわってくださいね。
髪がキレイな女性は、見えないおうちケアまで努力されていますから!
いつでもご相談くださいね。
近々、「キューティクルの老化と損傷」や「コルテックスの補充」についても記事にしたいと思います。
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