サロン#48【認定書2・3/5】エステティシャンの証

サロンのこと

エステティシャンは認定資格

私が持つ5つの資格のうち、土台になる資格はこちら。

私が資格取得に選んだのは、一流美容メーカー「タカラベルモント株式会社さんの、『エステシモブランド』です。

美容界の中で、国家資格が必要なのは「美容師」だけです。美容界にはエステ、ネイル、メイクなど様々な専門職に分かれていますが、美容師以外は、実は業界団体や民間の認定制度となっています。

認定資格だからこそ信頼と実績

国家資格には勝てません。つまり、医師と美容師には敵いません。

エステティシャンの認定資格取得を目指し、信頼と実績を兼ね備えたメーカー『タカラベルモント社』を選ぶことにしました。

このタカラベルモント社は、大正10年に理美容事業で創業した100年を超える老舗です。

その後、化粧品事業、デンタル事業、メディカル事業をはじめ、海外にも多くの事業所とグループ企業を持つ、進化し続けているメーカーです。

もちろん、エステティックの国際ライセンスが取得できる学校も運営されていますが、当時の私は2歳児の子育て真っ只中で、ましてや、海外で働く予定もなく、学校に通わなくても学べる環境を選択しました。

メーカーに通う

学校に通わず資格取得?
そんな都合のいいシステムってあるの?
意外とあるものですよ。学校には通わず、メーカーさんの講習室に通う形態です。

講師は、エステの国際ライセンスを持つメーカーの社員さん達です。白衣で行われる講義は、理論から実技、基礎化粧品、接客マナーなど、必要なことだけを集約した濃い内容です。

学校よりも短期間で学べます。また、資格取得後もレベルアップセミナーやシーズンごとのセミナーが受講できるこの環境が、今も尚、私を進化させてくれるのです。

技術のほか、基礎化粧品に関しても同様です。リニューアルや新製品発売時には、事前勉強会があります。さらには、毎月の訪問で情報をいただけます。

また、専門的な質問には、研究所に確認していただけたり、私にとって唯一無二の安心感です。

制度の変更で新たな資格

エステティックの土台となる資格を取得したのは2007年です。その後、メーカーさんのシステム変更があり、実技講習を受けて2016年に新たな資格が加わりました。

認定制度の危険

認定制度とは、例えばサロン経営をしている私が生徒を募集し、教育を行って認定証を発行することができます。

そもそも、エステサロンは誰でも開業できます。それは、整体院と同じで国家資格ではないため、国の管轄である厚生労働省の美容法を守る必要がないのです。つまり、従わずとも自宅の一室や、ワンルームマンションで簡単にできるのです。

疑問に感じたあなたは、危機管理ができていますね。言い換えれば、とても怖いことです。もし、施術で肌荒れや美容機器で肌に傷を負ってしまったら?

保険は?賠償は?つまり、自分の体を預けるサロンはしっかり見極めて選びましょう。

胡蝶庵は、美容室と併設なので、厚生労働省の美容法を適用しています。つまり、法に基づいた厳しい検査をクリアして営業しています。また、あってはならないことですが、保険に加入しています。

もちろん、この20年間で保険のお世話になったことは一度もなく、ご安心ください。


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