死の危険を伴うヘアカラー
ヘアカラー後に起こる「むずむず」が、アレルギーの前兆なので放置せんと気をつけて〜というシリーズの最終章です。
髪#88〈ヘアカラーで死の危険:前編〉
髪#89〈ヘアカラーで死の危険:後編〉
髪#90〈ヘアカラー:サロン防御編〉
髪#91〈ヘアカラー:薬剤チェンジ編〉
一度でも発症すると、「命の爆弾」をかかえたことになり、その爆発スイッチを押すのはあなたです。決して甘くみちゃいけない!という注告をしました。
ホームケアの予防策をやってみた〜
家での予防対策は、この3つしかないと思います。
頭皮の炎症反応を抑える頭皮専用鎮静化粧水をつける
→結果:うん。効いた。ただし、鎮静時間は長く無い。つまり、小さな容器に移し替えて、いつでもシュシュッと吹きかけられるように、持ち歩くこと!
キューティクルに残る残留薬剤を分解除去する専用シャンプーを1週間使う
→結果:うん。効く効く。ただし、サロンで除去する酵素分解や水素水効果よりは弱かった。他の成分配合との兼ね合いから濃度が低いのは仕方ない。
サロンケアでも100%除去は物理的に難しいんだよね。90%は除去できると考えて、残る10%を家で継続して落とし切る感じかな。
次回ヘアカラー予定1週間前から上記2種類を使用して頭皮保護の準備をする
→結果:これは最小限の予防策。正直、しないよりかはマシだった。明確にどこがマシ(良かった)かと言うと、かゆみの発症時間です。
今まではサロンで頭皮保護をしたのち、根元をさけてカラーを塗りはじめても、20分もすればむずむずが始まっていました。しかし、この塗布時間は大丈夫でした!
物理的にムリやった〜
カラー剤を塗っている時間がクリアできても、どうにもならん問題がある。
カラー剤を流していると、頭皮保護クリーム(オイル)が流れ落ちるので、むずむずが始まります。
特に襟足はシャンプーボールの形状から頭を置くため、カラー剤の付着は避けられない。勿論、頭を置く前に先に襟足の薬剤を流すけど…物理的にムリやし〜!
薬剤を取るためにこすれば頭皮に付くし、シャワーの水圧でも頭皮に付く。
頭皮の化粧水と美容液は、以前から併せ使いをしていて鎮静効果は実感している。ここは認める。
結論。あかんやろ!
このホームケア対策をしながら、薬剤対策を全部試し終わるまで、約2年かかった。
日本の製薬会社のカラー剤でもどうにもならん酸化金属とジアミン。
むずむずさん達には、ここは私を信じて決断してもらいたいな、と!だって私にしたら、命懸けの実験やし〜
突然発症タイプの方は、すぐに救急車を呼んでください。気道が締まり死にます。早ければ30分であの世からお迎えが来ます。
つまりね…
そんな命の危険をかかえてまでヘアカラーしたいか?ってことなんですよ…
私の場合、体内老化とともに免疫力が落ちて40代半ばに発症し、始めはむずむずが1日、次のカラーは1週間、その次が半月間、そしてとうとう全身に回ってしまいました。
白髪まじりのごま塩ヘアが「イケてる」時代が到来することを願いたいけど、まぁそんな日は地球が滅びるまでやってこん。
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