髪#89【頭皮がかゆい】むずがゆさと死の危険/後編

髪・頭皮のこと

髪#88〈前編〉
ヘアカラー後に起こる頭皮のむずむず。海外では死者も出ているほど、命の危険があるアレルギーの前兆だとお伝えしました。

事実、私自身が軽度の発症者で、全身に危険物質が回ってしまった経験から、命綱として「エピペン」を持っています。

自分の皮膚にカラー剤が付くのはもちろんダメですが、カラー剤を流したあとの濡れた髪も、カラー毛を拭いた濡れタオルも、素手で触ることができません。

もし触れた場合、瞬時に水疱が出て全身にかゆみが広がります。その症状が強く出た時は「死」です。

もちろん予防策はあります。

薬剤が頭皮に付かないように、髪の根元まで塗らない

頭皮に薬剤がつかないように、頭皮に保護クリームを塗る。

髪と頭皮にカラー剤が残留しないように、分解酵素や水素で除去する。

カラー剤を、低ジアミン(ノンジアミン)に替える

ハーブやヘナの植物染めに切り替える

このようなサロン対策はできます。

もちろん帰宅後の対策もあります。

頭皮の炎症反応を抑える頭皮専用鎮静化粧水をつける

キューティクルに残る残留薬剤を分解除去する専用シャンプーを1週間使う

次回ヘアカラー予定1週間前から上記2種類を使用し、頭皮保護の準備をする

このようにお店と自宅、それぞれ専用のケアがあります。私はこの恵まれたこの環境のもと、約2年かけて全部試しました〜!

結論!カラー剤を断念することを選びました〜!!(笑)

かこ
かこ

行きつけサロンにケアメニューがなければ私のサロンにきてください。セカンドサロンは今や当たり前ですよ〜

※詳しくは後日【実験結果編】を記事にしますね!

ジアミン酸化金属。

ヘアカラー剤にはアレルギー物質がたっぷり入っています。その中でも、とても危険だとされている2種類が酸化金属ジアミンです。

アレルギー物質だけでも危険なのに、さらに発色薬品を混ぜて、頭部で「化学反応」を起こしているのです。女性のおしゃれはこのように命懸けです。

その発色を促す薬剤は「過酸化水素水」。混ぜた瞬間からピークを迎える20分間、ず〜〜〜っとジュワジュワの化学反応ですよ。怖過ぎでしょ!

初めからアレルギーを発症する重度タイプの方、私のようにある日、限界を迎えて発症する軽度タイプがあります。

【発症初期】かゆみ→【中期】ひりつき(痛み)→【後期】アレルギー発症

次回は「対策実験結果について」


ご予約・お問い合わせはこちらから
タップ&クリックで画面が変わります

タイトルとURLをコピーしました