髪#108【禁句】それ、美容師は悪くない!汚れた天使の輪

髪・頭皮のこと

セカンドサロンはやめて!

ヘアカラーはメインサロンだけにしてください。

美容師は髪のプロです。

髪の履歴が読める力髪の変化に気付ける力が、経験値として備わっています。しかし、例外があり、それはあなたがやらかした・・・・・もの。

複数のサロンを利用した場合、何が起こるか想像できますか?

色がにごり、汚髪になります。それはナゼか?

薬剤ミックスが染まりムラとなる

サロンにより、カラー剤のメーカーが異なります。

セカンドサロンでのヘアカラー。予約時に薬剤の種類を聞きますか?聞かないですよね?

そもそもメインサロンの薬剤すら知らないはず。だって必要ないもんね、希望の色に染めてもらえればOK。

では、染まりムラとは何か?

例えばブラウンに染めるとしましょう。
赤み」が強いメーカーもあれば、「黄み」が強いメーカーもあります。これは配合染料のことね。

小学校の図工時間を思い出してみましょうか。パレットに絵の具を出します。

髪は、黒のメラニン色素があるため黒の土台に染まるイメージです。

汚れた天使の輪」をつけてご来店されるお客様があります。

汚れた輪ができるのは、前サロンの塗り始めと、後サロンの塗り終わりが重なるからです。ここはどうしても重ねなければなりません。

その「つなぎ目」となる1〜2cmに、染料配合の異なるカラー剤が重なると…にごります。イメージできますよね?

薬剤履歴はひとつのサロンで

ムラ染めを予防するには、全体的に色味を暗くして目立たなくするしかありません。

しかし次に明るくしたい時、トーンアップしにくいといわれています。

深く入った染料は、ブリーチで漂白すれば染め直しができますが、薬剤ダメージはとても大きなものになります。

パーマ薬剤も同じ考え方です。

それでもあなたは2つのサロンを行き来しますか?


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