体#72【五月病③】脱出方法/寒暖差編

体のこと

五月病からの脱出

五月病は病気の前兆症状であり、まだ病気ではない。

この五月病は、春の季節変化で生じる寒暖差「7度」が引き金となり、心と体のバランスが崩れて発症するとお伝えしました。いわゆる「自律神経の乱れ」のことです。

ところが、この寒暖差は春に注目されがちですが、実は一年中発生しています。そして、外気温だけでなく、外気と室内の寒暖差も大いに関係しているとお伝えしました。

ただ、新年度を迎える春は、生活や仕事においても様々な変化が重なるため、いち早く前兆を察して体調を整える方法を知っていただきたいのです。

特に女性は、自身のこと以外にも家庭や家族があれば、負担が大きくなります。それは、美容面の不調にもつながりますのでぜひ実践してください。

寒暖差からの脱出方法

自律神経は脳と体の各器官をつなぐ神経経路です。生きるための呼吸・消化・体温調節などを調整する役割ですが、とにかく寒暖差に弱い!

本来は、疲れた体を正常に戻すため、体に指令を出すはずの脳が疲れ切っていると、命に関わりますから、先に自律神経を回復させるために、エネルギーを使い果たしてしまうのです。しかし、逆に考えると温度差を整えてエネルギーチャージをすれば簡単に戻せるということです。

五月病の原因
季節変化寒暖差・・・、花粉・黄砂などの外気汚染
環境変化/仕事、引っ越し、家族
心境変化/不安、疲労、ストレス・・・・

寒暖差で崩れ始めている「自律神経」。寒暖差は「温度」のことですよね〜。では温度変化は温度調節で自律神経を整えましょうか!

日本にお風呂文化があって良かった!
使い果たしたエネルギー回復にはお風呂が必要なのです。それは、体を温めることで血流が良くなり、回復物質が全身に巡るからです。また、予備のエネルギーも貯まります。このように「血流」がごちそうを届けてくれるだけでなく、体内の老廃物処理といったお掃除までしてくれるおかげで生きています。

【入浴】睡眠前の湯船につかる入浴法です。シャワーはダメ!

湯温は、「あ〜幸せ」と感じる心地よい温度で
 →高温は逆効果!
 →適温は38〜40度ですが平熱が低いと残酷!

・入浴時間はしんどくならない時間で
 →10〜20分と言われていますが無視無視!
 →短時間派なら耳たぶまで浸かって!

・お風呂上がりの冷たい飲み物は禁止!常温で
 →体内が冷えてエネルギーがムダに!

・スマホは連絡事項のチェックにとどめること
 →刺激や不快を感じる内容は見ない!

・22時にはお布団に入ってください
 →夜更かしは回復してからいくらでもどうぞ!

・お風呂に携帯を持ち込まない!
 →携帯の光で、脳が昼間と勘違いする!

※温まった体がいつもの体温に下がり始める頃、質の良い睡眠に導かれる

そしてナイトブラは絶対にやめて〜

真夏でも湯船なの?

真夏でも湯船にドボンと使って欲しいですね。なぜなら冷房の内に毎日いるからです。たとえ、室内温度を28度に設定していても、外気との差が7度以上あります。そもそも28度で涼しさを感じる人は少ないはずです。

それ以外にも湯船に浸かるメリットは、清潔感を保つことにあります。毎日汗をかいていますね。その汗は、弱酸性のお肌と真逆の「アルカリ性」です。皮膚の乾燥や、肌のやわらかさを失うことになります。また放置することで空気酸化し、酸っぱいニオイを放ちます。

酸化臭は汗をかく以上、女性であっても同じです。現に、シャワー文化の海外女性には体臭があるでしょう?食べ物の影響も大きいと思われますが、シャワーでは取りきれない蓄積臭が残ります。汗腺は頭部より体に多くあるからです。

さらに夏は汗だけでなく、皮脂分泌量が増加します。この皮脂腺は、顔と頭に多くあり、毛穴詰まりや頭皮臭の原因です。汗の酸っぱいニオイではなく、古い油の息がつまるニオイです。

体を清潔に保つことで、快適な睡眠となり、自律神経を整える環境が揃います。だからこそ、疲れが取れないなと感じ始めたら、まずは湯船に浸かりましょう。シャワーは元気になってからです。100歩譲ったとしても、週3回は浸かっていただきたい。

大型銭湯、「〇〇の湯」に行くのもOK!OK!全国的に続々と増えている理由は、もうお分かりでしょう。気持ちいい=本能が回復を求めているのです。


ご予約・お問い合わせはこちらから
タップ&クリックで画面が変わります

タイトルとURLをコピーしました