五月病、5月は体が狂う
5月の大型連休、ゴールデンウィークを楽しみにされている方は多いと思います。しかしその反面、GW後は元の生活に戻れない大人が増えます。そう、病気ではない「五月病」のことですが、放置すると病気に変わります。
【五月病の原因】
・季節変化/寒暖差、花粉・黄砂などの外気汚染
・環境変化/仕事、引っ越し、家族
・心境変化/不安、疲労、ストレス
この五月病は、春の季節変化による目に見えない体内疲労の蓄積と、反対に目に見えて目まぐるしく変わる環境と心境変化が重なる4月頃に崩れ始め、5月に限界を迎える心身不調の症状です。
本来、人は自己回復機能を備えており、限界に達するまで適応しようと努力します。しかし、すべてに限界があり、その限界を超えてしまう負担に耐えられなくなるのが「五月病」です。
たとえGWのきっかけがなくても、心身がじわじわと疲労し出す時期です。その心と体の苦しみから逃げたくなるのです。逃げることで自分の命を守ろうとする一種の「防御機能=自己防衛」が働きます。
そんな私も35年前の新社会人になった5月に「胃潰瘍」になった一人です(笑)。病気知らずで生きてきた私ですが、当時はよっぽどだったのでしょうね〜。その詳しい原因は、このシリーズの最後におまけとして記事にします。昭和40年代生まれの方は、昭和アルアルに懐かしんでください。
五月病の原因
五月病の原因は、季節・環境・心境の変化によるものだと分かりました。では、どのように対処すべきかを順番に
季節変化
季節変化は主に「寒暖差」が原因です。黄砂や花粉、PM2.5などの外気汚染物質は、マスクや洗浄で予防できますが、寒暖差については今後も体調管理のひとつとして覚えておくのが賢明です。なぜなら、あなたの家族や身近にいる大切な人たちを救うことができるからです。
具体的に寒暖差とは気温の『温度差7度』のことを言い、この7度差の繰り返しで自律神経が乱れ、体調不良が起こると医学的に解明されています。そこで、私が住む京都市の気温を調べてみました。(※気象庁データより)
◯ →寒暖差7度以上
◯※→寒暖差10度以上
☆ →寒暖差15度以上
31日のうち、寒暖差の影響がないとする7度未満の日が13日。7度差が発生した日が6日、10度差以上が12日ありました。つまり、ひと月の中で、半分以上も寒暖差があり、自律神経のキャパオーバーが確定です。
続けます。
新年度が始まる4月を見てみましょうか。
ブログUP日までの23日間です。
寒暖差7度が3日、10度以上が11日、なんと15度以上が1日出てきました。すでに4月の2/3が…
5月に続きます。
2024年の5月は未到来なので、昨年の気温データになります。
・寒暖差7度以上/6日
・寒暖差10度以上/11日
・寒暖差15度以上/6日
31日間のうち、23日間に大きな寒暖差があり、ひと月の3/4 を締めます。
ここでお気付きでしょうか?
寒暖差の無い日は、ほぼ雨です。雨の場合、気圧変化があるため、これがまた体内を疲れさせる原因となります。
寒暖差がここまで多いとは予想外です。これでは自律神経の安定が追いつきませんね。しかし、整える方法はあります。ここでまだ環境と心境の変化も残していますので、順追って解説していきます。
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