肌# 108【ヒートテックニキビ③】完治は時間を要する

肌のこと

肌#107〈ヒートテックニキビ②〉の続き

防寒肌着の「ヒートテック」による「背中ニキビ」の急増で、背中の汚い女性が多くなっています。

深刻な問題は、ヒートテックの着用は寒い冬で、それを超えると「薄着の春」を迎えるということです。

そしてすぐに、「露出が増える夏」がやってきます。

ひとことご忠告。
夏までにそのブツブツは完治しないから!

普通に考えてもわかりますよね。

ひと冬4ヶ月間の着用で「根が深く集団発生」していると思われます。

むずかしいですよ、完治は。たとえ吹出物が治っても、跡形が長く残りますからね。

さて、私の本業はエステティシャンです。

サロンでの背中ニキビケアは、菌を除去し、老廃物排出マッサージ後に炎症を抑えて保湿を行います。

このように、一気に原因を取り除くため、自然治癒よりうんと早く改善に導くことができます。

赤い炎症が落ち着つくと、茶色に変化します。
そのまま放置すると色素沈着してシミのように残るため、一定期間はプロのケアをお勧めします。

特に、細胞の回復速度は年齢に比例するため、活性と排出を促すことは必須です。

ヒートテックが原因だとは私も予想外のことでした。

てっきり、よくある柔軟剤の残留や、背筋せすじのくぼみの洗い残しだと思い、画期的な洗い方のコツを伝授していて、お恥ずかしい…。

結果的に、洗い方のレクチャーはこの先も一生役立つ知恵ですが、今回はちょっと違うよね…

着用をやめなければ背中ニキビは治らないため、当然、皮膚科へ行かれます。

その診断結果を私も共有させていただけるので、他のお客さまにも共有しています。

明日は「原因と予防法」についてです。お楽しみに〜


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