髪#45【女性の薄毛】びまん性脱毛症とケア方法/前編

髪・頭皮のこと
香子
香子

こんにちは!赤髪のエステティシャン香子kakoです。

ヘッドスパボディケアの資格を併せ持つ三刀流で、エイジング・シニア世代のトータルケアを得意としています。美容師ではないスパニスト目線から髪のリアル情報をお伝えします。

女性の薄毛「びまん性脱毛症」

40代以降の女性においては、この脱毛症が主要原因として考えられているそうです。

びまん性脱毛症とは?

全体的に万遍なく薄くなる特徴を持つ脱毛症のこと

これは女性ホルモンの減少と生理の関係が大きく影響していて、どちらも髪の成長にはかせないからですね。

薄毛が脱毛症分類になることに不安を感じますが、理由がわかれば納得することができて、意識が変わり始めます。(女性ってホント!大変…)


主な原因

  1. ホルモンバランスの変化… 更年期、甲状腺の病気などでホルモンバランスが変わると起こる可能性がある。
  2. 栄養不足…鉄分やビタミンなど、髪の成長に必要な栄養素が不足すると影響を与える可能性がある。
  3. ストレス…精神的なストレスも一因とされる。
    髪#44〈ストレス詳細〉
  4. 薬物の副作用…一部の医薬品、例えば抗がん剤や抗凝固剤、高血圧薬なども影響が出る可能性がある。
  5. 自己免疫疾患…自己免疫疾患が原因で起こる場合もある。
  6. 治療…皮膚病、感染症、炎症なども影響を与える可能性がある。
  7. 病気…慢性的な疾患や高熱などが原因で一時的に起こる場合がある。

ここまで知れると安心ね

食事の見直しと、定期的なリフレッシュと、不安要素を感じたら検査ね!

私の注目成分は鉄分
・体内鉄分の70%が赤血球に存在する
・赤血球はヘモグロビンという鉄分を含む血液細胞
・ヘモグロビンが酸素と結合し全細胞に酸素を運ぶ

【鉄分不足で起こること】
・頭皮や毛母細胞への酸素供給が不足する
・髪の成長期間が短くなり抜ける=毛量が減る
・毛母細胞のエネルギー代謝が低下

【要注意】
月経の多い女性/菜食主義/偏食/食事制限

改善に導ける自己努力は栄養面の食事とストレスの緩和です。

更年期のホルモンバランスの乱れであれば心穏やかに過ぎ去るのを待つしかありませんが、日常生活に支障が出るほどつらい場合は医師の診断も必要です。

そして原因が不明瞭な場合や、複数が組み合わさっていると感じた時は専門医の診断と治療が必要です。

「びまん性脱毛症」受診は何科?

専門医に、病院に、医療機関にと、よくある決まり文句。

で?
どこにいけばいいの?」と、思いませんか?
私は明確にしてくれないことに毎回イラッとします。

びまん性脱毛症は何科を受診するのか?
➤まずは一般的な「皮膚科」で相談

皮膚科から必要に応じて、美容皮膚科/皮膚外科/内分泌科の専門医へ紹介を受けるようです。


私は、重い不調を感じた時は初診料を払い大学病院に行きます。どうしても病名をその日に判明させたいからです。MRIやレントゲン、血液検査が必要な症状なら尚更、設備も医師もすべて揃った大学病院に丸1日捧げます。

幸い大学病院が2つ、総合病院が1つ、徒歩圏内にあります。それは恵まれた環境だからできるんだろう!と言われればそれまでですが、いくつもの病院を渡り歩く時間の余裕が今はありません。

私たちの職業と同じで、症例が多く常に新情報や進化と進歩をし続けている病院は、その経験値から早く答えに辿りつきムダがありません。そもそも危険を感じる不調なんて10年間に一度あるかないかです。その間の医学進化は凄まじいものだと思います。

個人医院では相談後に専門医への紹介が必要になる場合がほとんどで、さらに紹介状の発行が後日になることもあります。何度も休みを取って、同じ症状を繰り返し説明する必要が生じるのは、私としては大きなストレスであり、時間のムダなのです。

症状を改善に導くケア方法に続くよ!


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