肌#101【ステロイド性ニキビ】とは?

肌のこと

皮膚科の薬でニキビがひどくなった。

肌荒れやニキビを治したくて皮膚科に行ったはずが、処方された塗り薬により悪化した相談をよく受けます。

わすが3個のニキビが、皮膚科の薬でおでこ一面に広がってしまい、かゆくてたまらない。

はぁ?ですよね?
皮膚科医の処方箋で悪化するなんて、恐怖でしかない。

処方される塗り薬は100%が「ステロイド」。
濃度の違いがあるだけでステロイド。間違いなくステロイド。

このステロイドによるニキビの悪化は「ステロイド性ニキビ」または「ステロイド誘発性ニキビ」と呼ばれています。

サロンには、医師や薬剤師をされているお客様がおられます。オフの日に仕事のお話をするのは気が引けますが、そこは厚かましくズカズカと突っ込まんとね!

「なんでステロイドを処方するんですか?余計にひどくなりますよね?」

回答はとてもシンプル。
【薬剤師】担当医が決めたことだから。
【医 師】それしかないから濃度を上げていくだけ。

は?おかしいでしょ!
悪化する薬を処方するなんて、ありえませんよね。しかし、事実として毎日ステロイド薬が処方されているのです。

ひゃ〜〜〜
これは…これはかなり危険。
だけど、医師も薬剤師も診察と処方は間違っていません。「診断結果」=「ステロイド処方」。

ではどうすべきか?
私のサロンに来て!

なぜ肌荒れが悪化するのか美容の表現で紐解きます。

ステロイドの「特徴

1.皮脂分泌が増える

ステロイドは皮脂腺を刺激するため、皮脂分泌が一時的に増えて毛穴を詰めてしまう。

2.皮膚が薄くなる!

ステロイドは皮膚の新陳代謝を抑えてしまうため、新しい細胞の生まれ変わりが止まり、一時的に皮膚が薄くなります。その弱った部位に空気中のゴミやホコリ、汗や菌が付着し、炎症や感染をまねく。

3.免疫機能が停止する!

ステロイドは皮膚が生まれながらに持っている防御機制を一時的に眠らせ弱めます。その期間は、炎症や感染を防ぐ「守備がない」ため、ニキビ菌の増殖を止められず悪化します。空気中の見えないゴミにも様々な菌が付着していますし、かゆみでつい触る指先にも菌があります。

私はね、いつも言うんです。
ステロイドを一度でも塗ってしまうとそれはもう、生まれたての赤ちゃんを、真夏の炎天下に裸で放り出すのと同じ

【肌はどうなる?】

炎症の増加: すでに出ているニキビが炎症を起こし、赤く腫れやすくなる
新たなニキビの出現: 通常ではニキビが発生しない場所に新たなニキビができる

もう最悪でしょ?
みんな知らんでしょ?
絶対、皮膚科に行くでしょ?
でも皮膚科医や薬剤師から副作用の説明なんてあらへんでしょ?

私が個人的に思うのは…
綿棒でニキビの先端にだけステロイドをチョンチョン付けするのが正解やと思うわ。

結論、皮膚科に行くとステロイド処方となる確率は99.9%。ときに解決法として関連異業種に相談してください。医学は結果論。エステは治療前改善。

下記画像は、Aちゃんと私のコラボです。
わずか3ヶ月間でここまで治りましたよ。水素水ハイドラフェイシャル3回とエステシモのホームケアだけです。

※肌#12~19まで記事にしています。

ステロイド性ニキビで悪化した場合、再び皮膚科に行くことになるでしょう。そして次は高濃度ステロイドに変わりその繰り返しです。

ステロイド濃度は、私が調べた2023年で7種類に増えていた気がします。

最高濃度まで達した時、医師の診断はステロイドの使用を中止します。

は?何なの?
わずかなニキビが肌一面に広がるほど悪化したのに?

そしてどんなに悪化しても医師は裁判にかけられることはありません。


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