こんにちは!赤髪のエステティシャン香子kakoです。
ヘッドスパとボディケアの資格を併せ持つ三刀流で、エイジング・シニア世代のトータルケアを得意としています。美容師ではないスパニスト目線から髪のリアル情報をお伝えします。
今さら聞けないこと
美容室に行くのは楽しみですか?
その反面、行く前にどうしよう…って悩んでいることはありませんか?
予約時に今さら聞けないことのひとつに「シャンプーをするかしないか」という項目があるので代わりにお答えさせて頂きましょう!
➤今回はタイトルにした『パーマをするとき』の回答になります。
【結論】
あえて、
わざわざ、
来店のためにシャンプーをする必要はないとのことです。
あなたのルーティーンが朝シャン派なら、シャンプー後のご来店でも構いません。しかし来店後に必ずサロンでシャンプーをさせていただいてからパーマ施術をします。
これにはとても深いいくつかの理由が含まれています。
時々「朝にシャンプーしてきたよ!」というお気遣いもありますが、だからといってサロンでの施術前シャンプー=プレシャンプーが省略できるわけではありません。
プレシャンプーの意味
髪内部の水分量を均等に戻す
髪の水分はわずか12%。
髪老化が進むミドル世代が12%をキープできているはずもなく…
生まれたてのぷりぷりの根元と、疲れ切った毛先の水分量が同じであるわけがなく…
例え朝にシャンプーをしてもらっても、市販トリートメント仕上げでは…ね…。
それにご来店の道中で空気中の汚れをくっつけながらサロンに到着していると考えるとね…
お気遣いなしっちゅうことで!
シリコンシリーズでお伝えした通り、市販トリートメントを愛用されている方の髪はシリコンがミルフィーユ状にごびりついています。
そのシリコン残留部分はラップが巻き付いている状態なので、内部乾燥も起こっているそうです。
つまり、内部乾燥はパーマ液が染み込みにくいということ。
薬剤が染み込まないということは…
パーマのかかりが弱くなる=ダレるそうです。
加温式のデジタルパーマは熱でシリコンが溶け出す時もあるようで…
サロンのプレシャンプーに任せとこか!
瞬時に読み取る美容師の感覚
カットが始まると髪をコーム=くしでとかしますが、コームをすべらせた瞬間に残留シリコンの「こってり部分」と「さっぱり部分」が見分けられるそうです。
その感覚はパーマ施術においてとても重要なポイントになるとのこと。つまり「こってり」部分はパーマ液の染み込みに要注意!ってこと。
残留シリコン部分にだけ強い薬剤を使えないの?と聞いたこともありますが「薬剤反応時間が異なるので…それはムリ」っぽいです。
このような見分け、見極めができるのはわずかひとにぎりの美容師さんだけだそうです。
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