セカンドサロンはやめて!
ヘアカラーはメインサロンだけにしてください。
美容師は髪のプロです。
髪の履歴が読める力、髪の変化に気付ける力が、経験値として備わっています。しかし、例外があり、それはあなたがやらかしたもの。
複数のサロンを利用した場合、何が起こるか想像できますか?
色がにごり、汚髪になります。それはナゼか?
薬剤ミックスが染まりムラとなる
サロンにより、カラー剤のメーカーが異なります。
セカンドサロンでのヘアカラー。予約時に薬剤の種類を聞きますか?聞かないですよね?
そもそもメインサロンの薬剤すら知らないはず。だって必要ないもんね、希望の色に染めてもらえればOK。
では、染まりムラとは何か?
例えばブラウンに染めるとしましょう。
「赤み」が強いメーカーもあれば、「黄み」が強いメーカーもあります。これは配合染料のことね。
小学校の図工時間を思い出してみましょうか。パレットに絵の具を出します。
髪は、黒のメラニン色素があるため黒の土台に染まるイメージです。
「汚れた天使の輪」をつけてご来店されるお客様があります。
汚れた輪ができるのは、前サロンの塗り始めと、後サロンの塗り終わりが重なるからです。ここはどうしても重ねなければなりません。
その「つなぎ目」となる1〜2cmに、染料配合の異なるカラー剤が重なると…にごります。イメージできますよね?
薬剤履歴はひとつのサロンで
ムラ染めを予防するには、全体的に色味を暗くして目立たなくするしかありません。
しかし次に明るくしたい時、トーンアップしにくいといわれています。
深く入った染料は、ブリーチで漂白すれば染め直しができますが、薬剤ダメージはとても大きなものになります。
パーマ薬剤も同じ考え方です。
それでもあなたは2つのサロンを行き来しますか?
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