食#52【お正月の風習③】すき焼き編

食のこと

実家のすき焼き

お正月のごちそうといえば?
そう!「すき焼き」ですよね〜

親戚が集まり、すき焼きを食す。これは京都だけではなく、全国的に多いのでは?

我が家のすき焼きは「わりした」を使いません。シンプルに砂糖と醤油のみです。わりしたは、関東からきた新しい味付けだと思っています。

煮詰まり焦げる危険があれば、水分の出る野菜を足し、それでも足りないときは「水」を少し足します。それだけです。

さて、すき焼きの具について。

牛肉は主役ですが、主役級の「京都の九条ネギ」を山盛り使います。しっかりと水分が出て、九条ネギ独特の甘さとやわらかさが、お肉を引き立てます。

そして、焼き豆腐・麩・春菊・えのき・糸こんにゃくです。

白菜?白ネギ?にんじん?
それは使いません。父の言葉を使うなら、白菜は「かさ増し」なのです。(笑)

鍋は、もちろん「鉄」のすき焼き鍋を使います。

ドン引きされる食材とは

さて、100%ドン引きされる我が家(実家)の具をここでご紹介します。

はい、わかめです。

あまりにもドン引きされるので、今は準備しなくなりました。

佃煮がよくて、すき焼きはダメ?
そんなこと誰が決めた?
甘辛いわかめは激うまですけど!そして、鉄鍋とわかめの相性は、抜群なのに!

これを知れば、あなたも「わかめ」をすき焼きに入れたくなりますよ!

わかめ+鉄鍋=貧血予防

わかめに含まれる「アルギン酸」が、ミネラル=鉄分を吸着しやすくなって、鉄鍋を加熱することでにじみ出る鉄イオンが、わかめに吸収され鉄分摂取量が増加するのです。

ほとんどの女性は貧血気味です。
このように、栄養価を高めるわかめを、すき焼きに入れない理由はないのだ!

ぜひ、お試しあれ!


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