サロン#117【労働基準法】ヘアサロン編15/美容学校に物申す!中編

サロンのこと

〈労働基準法で衰退する美容技術:14〉の続き

未来の美容師を育てる美容学校関係者さま、ちょいとあなたたちの脳みそを入れ替えてくれませんかね?

主要都市やそれに近いサロン密集地域の経営者さん達は、美容学校の「就職サロンと合わなければ辞めなさい」発言に困り果てています。

(もちろん「うつ病」になるほどの原因があれば、別の話)

美容学校生を、単なる「生徒」扱いで終わらせないでください。そして金ズルではありません。

ましてや、奨学金の生徒もいるわけですよ。返済期間は向こう10年間も続きます!

高額な授業料をいただき、「職人を育てる」専門学校なら、きちんと職人の世界を教えるべきでしょう?

なぜなら、日本の素晴らしい技術を次世代に繋ぐ専門学校なのですから、その意識も育ててくださらないと、日本の美容界は崩壊します。

遅刻をした生徒には、決して見逃さず「遅刻による社会の評価」も教えなきゃですよ!二年間、言い続けろとは言っていません。注意は3回でいい。

生徒扱いは、高校生まで!
「18歳から成人」なんだから
まず、あなたたちの意識が間違っていると思えてなりません!

技術を学ぶサロンに対し、営業後のレッスンがパワハラだの、残業だの、ブラック企業だのと罵られ、ひっくり返りそうです。

高額授業料に対し、不足している指導がありますよね?

学校での学びは、国家資格取得のための基礎教育であり、スタートラインに立てる準備を手伝うだけのものだと理解させるべきです。

合格してはじめて、美容師の卵。この時、技術基礎は5段階で1程度だと諭すべきでは?

職人としての実践技、応用力、トラブル回避などの対価が発生する技磨きは、就職してから始まるから、しっかりと修行しなさい!と。

就職サロンで学べる技術は無料で一生の技であり、あなたが受けた技術を次の世代に継承する役割だと教えてくれなきゃ困りますよ。

なぜ美容学校は「就職サロンが嫌なら辞めなさい」という教育をするのでしょうか?

あなたの学校の卒業生が、そのようないい加減な生徒を育てているなら、そこの生徒は採用しませんよ。サロンに被害が出るのは目に見えていますから。


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