髪#144【パーマ①】髪の複雑骨折

髪・頭皮のこと

パーマ液を髪に塗布して薬剤浸透が始まると、髪内部でどのような化学反応が起こっているか、ご存知でしょうか?

これが実に不思議!

キューティクルに包まれた髪内部の結合が、ポキポキと外れてバラバラのブランブランになっているのです。

私はそれを「髪の複雑骨折」とネーミングしています。

髪は、液体=水分で操ることができます。一方で、水分に振り回される問題点も出てきますよね?

それが、お風呂上がりに半乾きのまま寝てしまうと起こる「寝ぐせ」です。これを、「軽い骨折」とネーミングしています。なぜなら濡らせば簡単に元に戻りますからね。

そして、梅雨や雨の日は、湿気で髪が広がるため、髪の敵は水分ですね。

しかしパーマはそうではありません。
薬剤で無理矢理に、バキバキ&ボキボキに髪の骨を外しているわけですよ。

この反応を正式には「シスチン結合を切断する」と表現しますが、要するにそういうことでしょ?

髪内部のシスチン結合を薬剤で外し、ウェーブ型やストレート型に組み直して、固定するのがそれぞれのパーマです。

明日は、「パーマ中の危険行為」について


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