髪#145【パーマ②】切断中の危険行為

髪・頭皮のこと

あなたの髪が、パーマ後に指通りが悪くなった時、髪に何が起きたのか?

パーマ液を塗布した髪にしてはいけない危険行為は、「髪を引っ張る」こと。なんてったって「複雑骨折中」なので、大変なことになります。

その引っ張る場面は、下記の行為にあります。

【ウェーブパーマ】ロッドに巻きつける時

【ストレートパーマ】工程途中のドライや、メインのアイロン工程時

この工程は、サロン技術の中でも細心の注意が必要なトップ2に入ります。

もちろん、薬剤を洗い流すシャンプー工程も含まれます。なぜなら、骨折中の人をお風呂に入れて洗ってあげることと同じだからです。

もし、骨折中の髪を引っ張ってしまったらどうなると思いますか?

実は、劣化した輪ゴムのように、デレ〜んと伸びます。人形のナイロン毛のようにビヨ〜んと伸びます。

その状態で、結合し直す2剤を塗布すると…
一部が変形したまま固まり、髪が乾くまでわかりません。

その状態を擬音で「ビリビリ、ジリジリ」と表現され、美容師たちは「ビビリもう」と呼んでいます。(地域によって表現は違うかも)

だったら、ビビリ毛にストレートパーマを当てたら戻るんじゃないの?と思うのは素人見解であり、そんなことをしようものなら、髪は「ちぎれる」そうです。その質問をしたのは私です。

明日は「危険行為はいつ?」について


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