更年期を自己肯定することから
更年期を迎える女性に起こる身体的・心理的変化は否定的に考えず、誰しもが通過する人生の自然な過程として受け入れる。
自分では肯定しても、周りには壁が…
変化と症状は個人差が大きく、大小・強弱はあるものの通過するのを待つしかありません。我慢が美徳とされる日本の文化も、見直すべきタイミングが来ているのだと思います。
せめて家族の理解と協力が得られるように、義務教育に含めるべきだと思います。
更年期期間を健康的に充実して過ごすため、積極的な行動で幸福感を高めることが好ましいと言われています。お金と時間を使ってでもこの期間をうまく乗り越えることが、心のゆとりと、自分を好きになれる秘訣だと思います。
更年期を表す漢字の意味
更年期という言葉:「年が更(あら)たまる時期」「人生の転換期」を表す
人生のターニングポイントを意味し、更年期はこれまでの生活習慣を見直し、健康な老後を過ごすための準備期間と捉えられることです。
【更】「さらに」や「変わる」という意味がある。時間の経過による変化や更新を表し、人生の次の段階への変化を指す。
【年】時間の単位で、人の年齢や人生の時期を意味する。
【期】期間や時期を指し、特定の区切りや段階を意味する。
更年期の食事、日本と海外
日本では女性ホルモンに似た成分を補う目的として、大豆製品から大豆イソフラボンの摂取が好ましいと言われています。
基本は主食、主菜、副菜をバランスよく組み合わせ、穀物、野菜、果物、乳製品、豆類、魚を適切に摂取することですが。
また、塩分と脂肪の過剰摂取を避け、活発な身体活動とともに健康的な体重を維持することも強調されています。
日本独自の食文化を生かした内容にまとめられており、私は賛成です。島国であり歴史の長い日本人の遺伝子レベルで考えると当然だと思うのです。
戦後、食事が随分と欧米化しましたが、たったの80年程度で体が適応できるわけがありません。他国の食材を摂取して不調が出るのは当然です。そして個人的には「乳製品」を省いたほうが良いとも思っています。
フランス
フランスでは、フルーツと野菜の摂取を日に5回以上、全粒穀物や家庭で調理した食事の推奨、身体活動の促進などに焦点を当てた食生活ガイドラインを提案しているそうです。
また、地元で生産された季節の食品、有機食品の消費を推奨し、肉類を減らすことを奨励しているのだとか。
イタリア
イタリアでは、多様な食品を楽しみ、果物と野菜を増やし、全粒穀物と豆類の摂取、毎日たっぷりの水分摂取を提案しているそうです。
ドイツ
ドイツは、食の多様性を楽しみ、1日に5回の果物と野菜の摂取、全粒粉製品の推奨、動物性食品の選択、健康に良い脂肪の選択、糖と塩の摂取量の削減、水を最良の選択とすることなどが含まれているそうです。
穀物とじゃがいも/野菜/果物/乳製品/肉と魚/脂肪と油/の6つの食品グループをバランス良く摂取することを推奨しているのだとか。
こまめにバランスよくたべ、適度な運動を!といったところは共通ですね。
つまり、女性ホルモンに似た成分を新鮮食材から取り入れ、女性ホルモンの減少で起こる骨と筋肉の衰弱は動いて補え!というところも共通ですね。
減ったものは口から補うのが一番でしょう!
ホルモン注射、聞いてみた!
お客さまで医師の方は多くいらっしゃるのですが、あえて同い年の女医さんに聞いてみました!
「更年期のホルモン注射、病院に推進するポスターがありますけど実際どうですか?合成液でしょ?効くんですか?」と。
さすがお医者さま。
穏やかに答えてくださいました。
「まず、採血すればホルモン量がわかるので、数値から回数や期間、濃度を決めます。もちろん効く方と、合わない方がおられますよ。」
このひとことで完結です。
ご予約・お問い合わせはこちらから
タップ&クリックで画面が変わります