美容ケアの三刀流
カッコいいでしょ!三刀流。
エステティシャン、ヘッドスパ二スト、ボディケアリストの三刀流。
実際は数年間もがき続け、紆余曲折を乗り越え、やっとスタートラインに立てただけかもしれません。
この三刀流のきっかけは、フェイシャルエステの施術後に私自身が感じた違和感と、お客さまから頂いた不満の声にあります。
このようにもどかしい毎日が続き…
そして疑問だらけでした…
もうやめてしまおうかと何度も何度も思いました。
おかしくないか? エステって!
併設サロンで学べたこと
当時、美容師の配偶者が経営するヘアサロン内に、エステ個室を併設した形態でした。※現在は階層違いで併設です。
エステルームは「見られない動線」を考え、向かって右奥に隠しましたが、実は、左右の通路から女性専用個室と、男性専用個室にそれぞれつながっています。
併設にはたくさんのメリットがあり、まず、お客さまとはひと月に二度お会いできることです。
これはヘアメニューと、フェイシャルメニューを分けてご来店されることが多かったので、通常では珍しいエステ後の感想と持続確認ができる環境でしたが…。
あれ?とてもキレイに仕上がったのに…
あれ?しっかりリフトアップしていたのに…
うそでしょ…
お客さまの表情や後日の会話から感じたのは、良かった6:普通2:期待はずれ2。
残念ながら、正直このように感じました。
肌はつややかで透明感もキレイに持続しています。
問題は、その奥から感じる変形でした。それは「表情筋」という筋肉群のこと。
エステ効果が続かない原因
表情筋から負の相関に気づいた私は、統合美容ケアの必要性を感じました。
このように分断した単体ケアではキレイが続かないなと。
追求してわかったこと
全身を包む筋肉のコリが、エステ技術の邪魔をする。それが腰痛や肩コリであっても、大きく悪影響を及ぼすこと。
その理由としては、細くて小さな表情筋だけをケアしても、前後で支える胸や背中の大きな筋肉群のコリに負けてしまうということでした。
コリに負けるとは?
コリの原因は、筋肉が一時的に緊張し、その部位が縮んで血流まで悪くなり、硬くなっている状態を言います。
その緊張にはストレスや歪み姿勢、力の負荷などがあり、じわじわコリに変化するものや、運動など瞬時に起こる変化もあります。どちらにせよ、放置すると緊張部位が広範囲に及び、薄くて小さな表情筋は、いとも簡単に引き戻されます。
この経験から、ヘッドスパやボディマッサージを含む、全身のケアを統合する重要性を学びました。
価値ある施術をするために
フェイシャルエステやヘッドスパだけでなく、体全体のバランスを見直すことで、真の美しさが追求できます。
世の中は、資格制度により部位ごとにケアが分断されています。そのため、体も頭もつなげましょう!とお伝えしても、中々ご理解いただきにくいのが事実です。
コリはとても意地悪
コリはその名の通り、指圧すると本当にコリコリとした音が出ます。筋肉が硬くなっている証拠です。コリは血管や神経を圧迫し、体の疲労回復物質の運搬経路を止めるので、睡眠の質が落ち、疲れも改善しません。
しかし、驚いたことにお客さまの8割に行きつけの整体院があるのです。通院は月に数回。それは結果として改善していないのでは?
こういった筋肉と美容の負の関連性がハッキリと見えて来ました。
これがエステ人口の少ない原因なんじゃないの?
そして私は2019年、舵を切ることに決めたのです!
【追加更新】
2021年、併設サロンmotionが整体を軸として健康に導く「奇跡の整体」を立ち上げました。
ヘアサロンで、髪と体を整える時代の幕開けです!
ご予約・お問い合わせはこちらから
タップ&クリックで画面が変わります