肌に合わないとは?
前回〈品#79前編〉では、サロン専売ブランドの基礎化粧品は、コース料理と同じですよ〜とお伝えし、中でも私がイチオシの「エステシモブランド」は、最先端成分でグイグイ行ってるぜ!と、熱く語りました。
しかしですね…
「香子さん、なんかさ、良さがわからへんねんけど…」という、お客さまも中にはいらっしゃいました。
この美容という業種せいか、日本文化のせいかはわかりませんが、マイナス原因はこちら側にあるような心情になります。当初は私も、製品がお肌に合わなかったと思っていたのですが、どこかのタイミングで「なんか違うぞ」と感じ始めたのです。
何百社もある美容メーカーの中から、選び抜いたブランド「エステシモ」。見て、触れて、香って、使って、経過観察をして、勉強会を重ねて、スタッフ全員で検討して導入決定をした魔法のアイテムたち。効果が出ないわけがない。
合わないってなんだろう?
かゆみも無い/吹出物も出ていない/赤みもない/ひりつきもない
これらの症状がない時は合っています。
繊細肌の方は浸透圧による痛みを感じられますが、赤みは出ません。
誤使用で遅延効果
自信がある。
だから合わない症状が出ていない時は、すぐに引き下がらないことにしました。
そこで私は頭を切り替え、お使いいただいたタイミング/使用量/塗布手順/手の使用部位/塗布範囲/使用回数/使用順、これらすべてを再確認してみることに!
口頭だけでなく、サロンテスターでリアル再現。するとほとんどが解決します。まれに季節や肌質で使用順を差し替えた方が良い場合もありますが、まずは正しく使ってからのこと。
料理に例えると、不味い料理には原因があるのと同じです。
食材の鮮度、下準備の有無、火加減、調味調の選択や分量、調理の手順などのどこかに原因が生じているものです。
基礎化粧品も同様、効果が出る確実な使用方法がそれぞれにあり、どこかで何かがズレています。
どんなに貴重な高級食材でも、調理方法を誤ると良さが消えます。それは、基礎化粧品においても同じで、使い方を間違うと美肌効果が出るまで時間がかかります。
文句を言う前に
たかが洗顔で?たかが化粧水で?
そんなに変わるかしら…と、思った方はサロン専売ブランドを使用されたことがないのだと思います。
もしご使用経験がある上で感じたことなら、きっと使い方に原因があったと思います。
早期に効果が出ない時、女性は平気で浮気をします。
もしくは不満を口にします。
おいおい、なにを言ってんだい!
今まで何年間も平行線で過ごしてきて、たった一本でなに言ってんだい!初めの一本は人間の構造上、表皮の垢が吸ってんだよ!
目には見えない深部がうるおっているから、垢の下からターンオーバーでプリプリ細胞が現れるのを楽しみに待っててよ!びっくりするから!
明日は〈品#81〉基礎化粧品の価格に含まれているもの!について
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