サロン#61【サロンを見極める】導入の壁

サロンのこと

髪の未来

大人女性の髪の未来がなんだか怪しくなっていますね。

2023年時点で日本の平均年齢が49歳だというのに、エイジング毛に特化したヘアサロンやケア専門サロンが少な過ぎます。

今回はその原因をリアルにお伝えします。

導入の壁

エイジングケアの導入は、簡単にできません。なぜなら、若いスタッフ達がそこに興味を持つのは難しいからです。

自分自身にエイジングの体感がなく、老ける未来が想像もつかない若い世代に老化毛の仕組みなんて、たとえ仕事でも楽しいわけがない。そのためエイジング教育は、スタッフの年齢層によって難しいのです。

美容師は専門職であり分野も様々。若いスタッフは髪の色味を変える楽しさや、長さを変えること、形を変化させることへの興味であふれています。

そこへ白髪とは!衰弱毛とは!と、理論をはじめ技術・知識・商品成分を熱く語っても脳が吸収しないでしょう。

そしてサロン側も途中導入する場合、設備を入れ替えるとなれば営業を長期間止めた大改装になります。

私の脅迫チックな会話

私たちのお客様は恵まれています。ヘアサロンmotionにエイジングケアがあり、併設サロンの胡蝶庵にはさらに特化した深いケアメニューが整っているからです。

どちらにも相談できる環境です。きっと10年後、私に感謝してくれると思っています。厚かましいですか?

髪の相談があった時、私はお客様をちょっとだけ脅します。

まずは相談内容について、事例も含め詳しくご説明します。
次にケアレベルを時間と予算からソフト、ミドル、ハードに分けてお伝えします。どんなにケアが重要でも、毎日続かないと意味がないため、選択肢をご提案します。

そしてトドメを刺します。
「私は今日、質問に全部答えたからね、それに提案もしたからね、聞いたよね?するかしないかは任せるね、だからこの先、ケアを始めなかったことに対して後悔のグチは聞かないよ〜」

これ、効きます(笑)。
だから私のサロンのお客さまは髪がキレイでとても嬉しい。近しい方からいつも褒められるので、気分がいいそうです。

明日は、#62『原因はあなたでしょ!』です。お楽しみに!


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