髪#87【美容師は国家資格】あなたの髪の担当医!後編

髪・頭皮のこと

髪の担当医を無視していませんか?

病気になり、かかりつけ医から処方される薬を断りますか?

あなた
あなた

薬?要らないです!
ドラッグストアで薬、買いますから!

かこ
かこ

って、言いますか!?言わないでしょ!

でもあなたは美容室でそれを何年もしていますよね?

カットの帰りにドラッグストアに寄り、シャンプーやヘアケアを買っていますよね?

担当美容師は、あなたの髪の担当医です。
毎月サロンにご来店いただいてもわずか年12回で、残り353日はホームケアに託すしかありません。

ストレスフリーで過ごしていただくための大切なアイテムなのに…

あなたの髪と頭皮がすこやかに育つように、数ある中から選んでご提案した分身を使っていただきたいのですが、8割の方がスルーされます。悲しい限りです。

ガタガタ文句を言うでない!

担当美容師は「担当医」です。
医師と分野は違えど同じ国家資格です。

聞き入れないなら、我流を続けるなら、何もしないなら、理想の髪型を求めてはいけません。だって叶うわけがないでしょ?

年齢とともに老化するあなたの髪。
何もしなければそのまま老化毛へ一直線。

カット技術のせいにしてはいけません。
あなたは担当美容師のアドバイスを聞かなかったのです。

髪を元気に輝く処方箋。
エイジング世代は担当者が勧める処方箋を一定期間、使ってみるべきです。

担当美容師がお勧めするアイテムに勝るものが、ドラッグストアにあるのでしょうか?

SNSと担当美容師

担当美容師がお勧めするアイテムを無視して、勝手なケアをするなら、それはあなたの自己責任です。

中には親しい方が美容関係者で、そのおつきあいもあることでしょう。それはサロン専売品と同等だからいいんです。

問題はこちら。
・髪質が違う友人が勧めるアイテム
・Netがお勧めしてきたアイテム

Netが悪いとは言いません。
でも優先順位がおかしくないですか?赤の他人情報が最優先なんてあんまりです。

その発信者が異業種や未経験者情報なら、担当者はもう立ち直れませんよ。

「Netに書いてあった」
「Netで調べた」
「Netで高評価やったから」という。

Google先生から、YouTube先生→TikTok先生に移行しています。便利な世の中は、時に現実の大切なつながりを断ち、信頼関係も無くしてしまいます。

人対人の世界に、Net情報を真実のように刷り込むのは別の場所でお願いします。

美容師の立場もあったもんじゃない!と、美容師ではない私が言うのもおかしなことですが、現場でその光景が何年も続くとイラッとします。いや、悲しいんだな。信じてもらえていないのか…と。


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