こんにちは!赤髪のエステティシャン香子kakoです。
ヘッドスパとボディケアの資格を併せ持つ三刀流で、エイジング・シニア世代のトータルケアを得意としています。美容師ではないスパニスト目線から髪のリアル情報をお伝えします。
残留シリコンが放つ異臭/髪編
市販トリートメントをお使いの方に多い特徴の中から、ニオイに関することを2つピックアップしてみました!
実は気付いていない特徴 |
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①頭皮がクサイ |
②髪からトリートメント臭が24時間する |
今回の記事は②について
トリートメント臭?
髪ってクサイの?
うん、クサイね。
おそらく本人は気付いておらず、周りが感じるイヤなニオイのこと。
例えばあなたとすれ違ったときの残り香に油のクンとくるニオイ。
髪はW異臭
市販トリートメントが髪に残留すると、ふたつのニオイが発生します。
1.人工香料酸化臭
2.シリコン酸化臭
あまり知られていませんが…
配合されている人工香料の酸化が意外と早い。
主に髪に残留した古い香料がニオイを発しているのですが、毎日新しい人工香料に塗り替えられるのでわかりにくいのが難点。
前回の「頭皮臭」記事でお伝えした通りです。
残留シリコンは油性なので、日中の空気酸化と、お風呂上がりのドライヤーで熱酸化=腐敗します。
そう、W異臭の原因物質2種と酸化原因2種が混じり合うことで起こります。
➤皮脂酸化
➤シリコン酸化と人工香料酸化
人はニオイで記憶することも多く、不快なニオイ印象を与えてしまうと相手の記憶に深く刻まれてしまいます。
私がご忠告したいのは、初対面で印象が悪くなることです。
出会って5秒で決まる第一印象。
その印象が3〜5年も相手の記憶に残るという研究データは有名です。
記憶の大半は見た目印象ですが、ニオイも侮れません。
「あ〜あのクサイ人ね…」
名前が「クサイ ヒト」になってしまいます!
「あ〜髪がパサパサの人ね…」
「あ〜厚化粧の人ね…」このような負のイメージも大人女性にはつらすぎます。
せっかくなら「髪のキレイな方ね!」と記憶に刻まれたい。
ごもっとも
伝え続けていること
逆の立場なら教えて欲しいし恥をかきたくない!
なんで分かんの?
➤シャンプーからわかること
・髪にお湯をかけると白いにごり湯が出る
・髪にお湯をかけると泡が流れ出てくる
➤シャンプー以外からわかること
・来店時からトリートメント香料臭がある
・明らかにヘアオイルではない重みがある
『このにおいが好きで、ずっとこれやもん』
『どこまですすぐか考えたことないし~』
「じゃあさ、使う量を減らせる?」
「減らす勇気がなかったら、お湯が透明になるまですすいで!」
「流し過ぎってことにはならないし!」
『わかった!』
シャワーがなかった幼少期
「シャワー」が一般家庭に普及し始めたのは私が小学校低学年頃、昭和50年代に入ってからのはずです。
銭湯に通う同級生もおり、それは普通の文化でした。
家にお風呂があっても今のようにピッと指一本で沸く便利な構造ではなく、カチッとガスの種火から沸かす煙突式でした。
シャワーが設置されるまではもちろん桶で湯船からお湯をすくい、かけ流しながら片手ですすぐという小学生には重くてつらいもの…で。
今思えばキレイに流せていなかったのでしょうね。
母の教えはこうでした。
お湯を張った洗面器にリンスを溶かす➤そのお湯を頭に掛け流す➤その後きちんとすすぐ!でした。良き思い出。
➤頭皮臭編と重なりますが、今一度。
※男性から時々相談があります
『彼女の頭がクサイけど言えない…どうしたらいいですか?』
※同じ物を食べていると同じ体臭に傾く
➤続編
髪#35
・シリコンでお金が減る①
髪#36
・シリコンでお金が減る②
髪#37
・残留シリコンが放つ異臭!「頭皮編」
髪#38
・残留シリコンが放つ異臭!「髪編」
髪#39
・シリコン「一発除去」導入!
髪#40
・シリコンクイズ
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