食#51【お正月の風習②】お雑煮編

食のこと

京都のお雑煮

皆さんのご家庭の「お雑煮のカタチ」は、どのように決まりましたか?

家族の形が変われば、お雑煮も変わると思います。どちらかに寄せてもいいし、ミックスしてもいいし、押し通しても良いと思います。

お雑煮のカタチは、全国各地で様々で知るととても面白い。

今回は、我が家の風習を取り上げてみました。

さて、私の両親はともに京都出身ですが、地域により異なります。おそらく、母方の「正統派京都」が風習になったように思います。

さて、私が育った「京都のお雑煮」は次の通りです。

白味噌

※具は入りません
※花がつおを乗せます
※丸餅で焼きません

「野菜を入れるのはかさ増しで貧乏や」と、父が生前、笑いながら言っていました。

終戦が昭和20年。
父は昭和18年生まれで、戦時中と戦後は食糧難でかなり苦労したそうです。お餅は贅沢品で、お野菜ゴロゴロかさ増しだったのでしょう。

「食べられるだけで幸せ」だと言い、お昼は母の手作り弁当を持参。外食は、仕事の付き合い以外はありませんでした。

そして、最後の食事となった昼食も母の手作りだったので、きっと幸せだったと思います。

母も19年生まれですが、裕福な家庭だったので食の苦労は少なかったようです。

白味噌は絶対コレ!

白味噌大吟醸京都で有名な老舗の本田味噌さんが、年末にひと樽しか作らない数量限定「白味噌大吟醸」を使います。この白味噌に出会って、お雑煮の世界が変わりました!

多めに購入し、残れば魚やお肉の西京漬にも使います。

花鰹乾物屋さんでカビの付いたええやつ・・・・を買います。お雑煮の上でヒラヒラ踊るのが楽しく、甘い白味噌との相性も抜群です。

※豆知識・・・鰹節はカビの有無でお値段が変わるそうです。菌や麹など、日本人の体に必要なものは可能な限り摂取したいものです。

明日は、お正月のご馳走、「すき焼きの具」について。

私が当たり前だと思っていた具が、実は普通じゃないぶっ飛びの具をご紹介します!お楽しみに〜


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