頭皮のむずむず
髪#88〈前編〉
ヘアカラー後に起こる頭皮のむずむず。海外では死者も出ているほど、命の危険があるアレルギーの前兆だとお伝えしました。
事実、私自身が軽度の発症者で、全身に危険物質が回ってしまった経験から、命綱として「エピペン」を持っています。
自分の皮膚にカラー剤が付くのはもちろんダメですが、カラー剤を流したあとの濡れた髪も、カラー毛を拭いた濡れタオルも、素手で触ることができません。
もし触れた場合、瞬時に水疱が出て全身にかゆみが広がります。その症状が強く出た時は「死」です。
予防策はあるのか?
もちろん予防策はあります。
薬剤が頭皮に付かないように、髪の根元まで塗らない。
頭皮に薬剤がつかないように、頭皮に保護クリームを塗る。
髪と頭皮にカラー剤が残留しないように、分解酵素や水素で除去する。
カラー剤を、低ジアミン(ノンジアミン)に替える
ハーブやヘナの植物染めに切り替える
このようなサロン対策はできます。
自宅での予防策もある?
もちろん帰宅後の対策もあります。
頭皮の炎症反応を抑える頭皮専用鎮静化粧水をつける
キューティクルに残る残留薬剤を分解除去する専用シャンプーを1週間使う
次回ヘアカラー予定1週間前から上記2種類を使用し、頭皮保護の準備をする
このようにお店と自宅、それぞれ専用のケアがあります。私はこの恵まれたこの環境のもと、約2年かけて全部試しました〜!
結論!カラー剤を断念することを選びました〜!!(笑)
行きつけサロンにケアメニューがなければ私のサロンにきてください。セカンドサロンは今や当たり前ですよ〜
※詳しくは後日【実験結果編】を記事にしますね!
カラー剤の何が危険?
ジアミンと酸化金属。
ヘアカラー剤にはアレルギー物質がたっぷり入っています。その中でも、とても危険だとされている2種類が酸化金属とジアミンです。
アレルギー物質だけでも危険なのに、さらに発色薬品を混ぜて、頭部で「化学反応」を起こしているのです。女性のおしゃれはこのように命懸けです。
その発色を促す薬剤は「過酸化水素水」。混ぜた瞬間からピークを迎える20分間、ず〜〜〜っとジュワジュワの化学反応ですよ。怖過ぎでしょ!
初めからアレルギーを発症する重度タイプの方、私のようにある日、限界を迎えて発症する軽度タイプがあります。
【発症初期】かゆみ→【中期】ひりつき(痛み)→【後期】アレルギー発症
次回は「対策実験結果について」
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