肌#100【美白】ハイドロキノンとは?後編

肌のこと

ビタミンCはもう古い

美白の女王がビタミンCは過去のこと。私が感じるのは、美容分野の女王と、医療分野で緩和された女王の二者君臨しているということ。

美容界のプラチナナノコロイド&医学界のハイドロキノン

プラチナナノコロイドは2006年頃から製品化が始まり、ハイドロキノンは少し早い2001年に規制緩和されています。

今回はハイドロキノンについての記事(後編)です。

ハイドロキノン

強い還元力の「シミ取り」。アレルギー性皮膚炎を起こす可能性があり注意が必要。〈漂白作用〉

化学合成で製造され美白作用が高い。その一方で肌刺激が強く、成分の劣化も早い。肌が強い私でさえ、3日で断念したほどです。

使用したお客様情報

皮膚科でハイドロキノンの処方を受けたお客様に、感想を尋ねました。やはり数日で断念したそうですが、その理由を下記に残しておきます。

・塗ったところに熱を帯びた
・ガサガサになった
・皮膚が硬くなった
・メイクが浮く
・皮膚がつっぱる

【副作用】ハイドロキノンは、強力な美白効果があるものの、皮膚刺激や長期使用で皮膚の変色や硬化などの副作用が公表されています。

海外の取り扱いは

2001年の規制緩和までは、海外サイトからの個人輸入でした。そう、自己責任ね。

しかし、ハイドロキノンについては濃度が高ければ良いというものではありません。日本の厳しい規制の裏には「副作用があるからちょっと待て!あなたのお顔に傷が残ったら大変でしょ!」という意味があります。

【アメリカ】4%以上は医師の処方/一般製品2%未満

【ヨーロッパ】医療機関のみ使用許可/一般製品販売禁止

【日本】2001年規制緩和:化粧品は2%未満/2%以上は医師の処方

各国、自国民の肌質に応じた濃度で製品化されているため、安易に高濃度に手を出すべきではありません。

これに対し、アルブチンはハイドロキノンよりも刺激が少なく、安全性が高いとされており、敏感肌の方にも比較的安心して使用できる成分です。このアルブチンについては後日、記事にします。

アルブチン

ハイドロキノンから生成され、刺激が少なく安定性があるものの、今あるシミを薄くする効果はない。〈シミ予防


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