手毬 バラ
早いもので2024年も半年が過ぎました。京都の梅雨明けは日本三大祭りのひとつ「祇園祭」とともに明けるといわれています。祇園祭の7月17日まであと少し。
さて、7月といえば薔薇ですね。私はこの漢字をなん度も覚えようと頑張りましたが…あきらめた!




恒例の、母作品です。見るには美しい手毬ですが…
制作工程を学生時代から見てきた私には、見てるだけで肩がこる継続的作業です。
完成まで数ヶ月を要します。時々、糸変えを忘れることもあるようで、ほどいてやり直しています。私なら…いぃ〜〜ってなり、放置します、絶対。
この完成度で趣味ですよ…。
歴代の手毬たち





















手毬は日本の伝統手芸
高級な正絹で作られた手毬は上品な光沢を放ち、なめらかな手触りも含め、非常に美しいとされます。
伝統的な手法と高級素材が組み合わさり、新しさと伝統が融合した作品が生み出されます。
正絹は比較的丈夫で、色褪せも少ないことから管理が良ければ100年輝くと言われています。
素材が高価であるため、その美しさと高級感、特別感があり、高く評価され長く愛されます。
母の遺言。まだ健在ですが!
高級旅館のお土産物売り場で見かけませんか?
母の作品よりも粗くてシンプルなデザインが5万円を超えているのを見た時は驚きました。もちろん高級素材と完成までの時間が数ヶ月と、その手間を考えたら5万円でも安過ぎますが。
母の元には販売依頼がたくさん来ていますが、あくまでも趣味なので販売はしないと頑なです。
子供の私たちには、「死んだら好きにしてかまわない」と聞かされています。元銀行員の私はそろばんパチパチ。
作品数は200個を超えているので1個5万円なら1,000万円だな。海外の富裕層向けに販売したら倍以上になるな!姉弟5人で山分けだ!
すべて母の作品で統一
和モダン基調のサロンには母の作品がとてもよく合います。
そんな母の多趣味作品は順次アップしていきます。
5人の子供を育てながら…
敵いませんね、母は偉大です。
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