五月病からの脱出法
五月病シリーズ第5段。
病気ではない五月病を放置すると病気になるため、許される発散方法のひとつとして、新社会人の方にグチのマナーを授けよう!
【五月病の原因】
・季節変化/寒暖差、花粉・黄砂などの外気汚染
・環境変化/仕事、引っ越し、家族
・心境変化/不安、疲労、ストレス
人的ストレス脱出法
新社会人の皆さま、転職直後の方が陥りやすい「五月病」は、人的ストレスが大きな原因を占めます。許される脱出方法のコツをひとつ。
入社後、半年もすれば出てくる出てくる!
いますよ、います!イヤなな上司、合わない先輩!
たとえ自分にキャリアがなくても、もどかしい気持ちを誰かにグチることで共感してもらいたいですよね?慰めてほしいですよね?時には喝を入れてもらいたいことでしょう。
マナーに基づきグチろう
さてさて新社会人の皆さま。大きな声では言えませんが、営業後や休みの日に仲間と集まってのグチ大会は大いに結構です。ただし、このグチる環境にもマナーがあることを知ってください。
SNSのない時代に私が上司から教わったこのルールは、時代が変われど絶対的条件です。怖いですよ、あなた一人の炎上では済みません。採用した会社側にどれほどの損害が出るかも社会人なら考えた上で発言してくださいね。今はSNSで瞬時に拡散されますので、よく覚えてください。そして後輩さんに引き継いでいただきたい名言です。
会社近くの飲食店を選ぶな!
主要取引先近くの飲食店を選ぶな!
実名を出すな!
社章は裏返せ!
酒に飲まれるな!
飲む相手を選べ!
女性は別名「口から生まれてきた生き物」と言われるほど、よく喋ります。世の中、女性が優位だったなら世界で戦争は起こらず、口喧嘩で済んでいただろうと言われていますよね。それを聞いた時、ごもっとも〜と大爆笑しました。
女性はウワサ話をつまみにお酒を飲みます。それに引き換え男性は人の悪口をあまり言いません。実はここに五月病になりやすい性格も現れています。男性でも仲間同士でグチを言い合う人は、五月病になりにくく、反対に、人の悪口を言わず抱え込み、溜め込んでしまう方は、女性も男性も五月病に傾くように思います。
これは長年の経験から私が感じているもので、あながち間違っていないと思います。そもそも、グチるという行為はストレス発散になりますので、口数が少なく穏やかな性格の方は、ご自身の「趣味」で発散方法を見つけてください。
よく聞くのは「一人カラオケ」。大声で歌うとストレス発散になり、また運転をしながら大声で歌う方法も効果があるそうですよ。お風呂カラオケはご近所から苦情が出ます。さて、最初のカラオケボックスは1984年に大阪で誕生したそうですが、私が就職した1990年には、船のコンテナを改良したもので、市外から外れた広い土地にありました。しかし密室ということで性犯罪が多発して問題になり、今のビル個室スタイルはもっと後の話です。
記憶を辿ると、銀行員時代の半ばには「カラオケ行こ〜」という先輩や後輩もがいましたので、人前で歌うことを好まない私はタンバリンとマラカスを振りながら、後輩の下手な歌に大爆笑させてもらうことで発散していた古き良き時代がとても懐かしいです。
私には失敗談があります。25歳で免許を取得し、真っ昼間に大音量で音楽を聴きながら車を運転した日の出来事です。後にも先にもこの一度だけで、場所は忘れもしない国道1号線です。実は、その大音量で救急車のサイレンが聞こえず、前から来たトラックにパッシングされてようやく気付いた大失態があります。普段は聴覚神経が弱いせいか、大音量が苦手で音楽もかけないし、家族がかけるとボリュームを1にするほどで、映画館にも行きません。それなのになぜあの日は大音量にしたのか、そのストレス原因が今でも思い出せません。赤いサイレンわかるやろ!と散々言われましたが、真夏の西日ですべてのミラーが眩しく反射していて本当に赤色が見えなかったのです。
生活環境の変化
就職で住まいの移動があった場合、これもまたストレスが少なからず生まれてくることでしょう。おそらく大きな原因一位は「騒音・振動」だと思われます。住まいとその周辺には昼間の顔と、夜の顔、そして平日の顔と、休日の顔があると言われています。たとえ賃貸でも、内覧前に夜の顔や、建物に出入りする住人層を偵察してください。
生活リズムが様々な社会です。仕事で疲れて帰宅しても騒音の中ではくつろげず、休日も早朝から人の出入りが多いと体が休まりません。転居には高額資金がともないますので、内装のおしゃれ度や勢いで決めることはお勧めできません。
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