へんてこりんな髪型が急増の兆し
さて、美容師の技術伝承に大きく立ち塞がる「法律の壁」シリーズ。
職人を会社員化したこの法律は、今後、皆様の髪型に大きく影響することでしょう。
その理由は、労働基準法を守るとレッスン時間が減ることに比例するからです。
現代において、レッスンがパワハラだと捉えられ、また残業対象となってしまった以上、いつ技術を指導し、学ぶのか?
いやいや、「美容学校で習ったでしょ?」
いやいや、皆さん、それは違うでしょ!
私たちって学校で学んだことが、社会に出てから役立ったことなんてありました?
文字を除き、18%程度ではありませんか?(笑)
世の中、社会に出てから学ぶことのほうが多いですよね?美容の世界だって同じです。
浅く広く軽くが学校教育
美容学校は、と〜っても浅く、と〜っても広く、サラさら〜ッと数をこなします。
そうでなきゃ、座学や各種技術(カット、カラー、パーマ、セット、エステ、ネイル、着付、メイク)、コンテストなど盛りだくさんで、2年では卒業できません。
美容学校が二年制になったのは、1998年(平成10年)からです。それまでは一年制で、卒業後は必ずサロンで一年間の見習い制度を経てから「国家試験」を受けるというものでした。
二年制になってからは、国家試験を受けて卒業し、合否は卒業後となるため、不合格の場合は就職取消しとなります。
美容師も薬品や薬剤を扱うため、医師と同じで国家資格があってこそ許されます。
明日は、技術を磨く「レッスン事情」について。
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