食#50【お正月の風習①】実家と今と「年越しそば」編

食のこと

実家の風習

皆さんの年末年始はの過ごし方は?
また、既婚者の方はどのように大きく変わりましたか?

年末年始の過ごし方は、各家庭や地域によって異なりますよね?

今回は、大晦日の年越しそばについて、我が家の風習を取り上げてみました。

家庭を持てば、どちらかに寄せてもいいし、ミックスしてもいいし、押し通しても良いと思います。

さて、私の両親はともに京都出身ですが、おそらく、母方の「正統派京都」が風習になったように思います。

さて、私が育った「京都の年越しそば」は次の通りです。

にしんそば

関西風のお出汁です。
鰹と昆布、みりんと醤油で少し甘めが特徴です。

そして、ニシンですが、真空パックされた甘露煮を買うのが一般的です。各家庭で煮ることはほとんど無いという認識です。

当たり前だった「にしんそば」ですが、いざ自分の子供が食べるとなると、小骨の多さが気になりました。

そこで、新しい風習を取り入れました。
かまぼこと、だし巻き、三つ葉かほうれん草の緑を足し、「にしん」を半分に減らすことにしたのです。

風習も大切ですが、食べ切らないと意味がありませんよね?

年越しとお墓参り

そして、ここからは私が育った実家の風習です。
年越しそばを22時ごろ食し、紅白歌合戦の途中でお墓参りに出発します。

京都府宇治市から車で一時間を超える、京都市左京区のお寺に向かいます。

そこで、除夜の鐘をついて新年を迎えたその足で、真っ暗な中をお墓参りをする、という流れでした。鼻水ダラダラの極寒と、真っ暗な墓地の恐怖しか記憶にありません。

お参り後は、お寺さんがご用意くださる焚き火と「甘酒」で温まり、新年の「干支の絵馬」を頂戴するひとつの行事でした。

家庭を持ってからは、家族が揃う唯一の日なので、暖かい離島でのんびり過ごすことが増えました。実家には、先にお年賀を送り、少し遅れて挨拶へ行きます(汗)

明日は、お正月の「お雑煮」について。

我が家は、実家の味を押し通しました〜
お楽しみに!


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