美白成分の進化
近年、美白の主要成分としてアルブチンとハイドロキノン注目を集めていますね。
ハイドロキノンは2001年に日本で規制解除となりました。これは23年前(平成13年)ですね。
ではアルブチンはそれよりも早い1990年代に認可されています。
日本は海外に比べて認可が遅いことは有名ですが、このアルブチンについては日本が早く、海外の方が慎重に進められてきました。
シミは地球と赤道の関係
日本人女性にとって、美白ケアは上位を占める永遠のテーマです。これは赤道に近い国だからです。
シミを赤道規模で考えることは少ないので意外かもしれませんが、事実です。
それは日本の地形にも表れていますね。北の北海道と、南の沖縄を比較すればわかります。
太陽の強い沖縄地方の方は、日焼けやシミが多いのは確かです。そして紫外線から身を守るため、色黒で比較的肌が強い特徴があります。
一方、北海道は太陽の照射時間が短く、シミになる要素がとても少ないため、色白で肌が弱い傾向にあります。「秋田美人」に憧れたものです。
私が美容を学び始めたこの20年間で、美白ケアは随分と変化しました。当時はビタミンCやその誘導体が主流で、効果のやさしい甘草エキスや麹酸は、結局のところ主役にはなれませんでした。
美白成分は日本製からお試しあれ
世界でも「美白」に敏感な日本人。これは日本が赤道に近い地球規模の話だとわかりましたよね?
つまり、海外の美白製品を使う前に、自国の美白成分配合のアイテムから試してくださいという話です。
例えば、シミの悩みがない外国の基礎化粧品を使ってもね…とうことです。
そして、たとえ日本製でも、自分のシミに適合する製品に巡り合うのも難しい。せめて最短でも1年間は、コツコツと気長に使ってみないとね。
なぜなら春夏秋冬があるので、たった1本使っただけで次々と替える浮気性では効果が判断できません。
そして、おさらいになりますが、ハイドロキノンは塗ったあとに太陽光を浴びると、肌が危険にさらされます。そのため、夜使用が好ましいとされています。
そのハイドロキノンを安全に改良した成分が「アルブチン」で、安全性が高いとされています。
肌#99/ハイドロキノン:前編
肌#100/ハイドロキノン:後編
しかし私は、春から夏の紫外線が強い時期の、長時間外出時前に使う勇気は無いです(笑)
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